双子の連弾ピアニストとして世界的に注目を集め、さらに医学部にも現役合格した兄ーズの山下順一朗さん・宗一郎さん。
そんな兄ーズを育てたご両親はどんな方なのか、特に父親の職業が気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、兄ーズの父親の職業をはじめ、母親の経歴、ピアノを始めたきっかけ、家族構成、そして両親の教育方針まで詳しくまとめました。
・兄ーズの父親の職業と母親の経歴
・ピアノを始めたきっかけやグランドピアノ購入の経緯
・6人家族の構成や弟の難病、医学部進学の詳細
兄ーズの父親の職業と家族の教育方針
双子の連弾ピアニストとして活躍し、さらに医学部にも現役合格した兄ーズ。
ここでは、そんな兄ーズの父親の職業や母親の経歴、ピアノを始めたきっかけから家族の教育方針まで詳しくお伝えします。
父親は一般企業の会社員だった
兄ーズの父親の職業は、一般企業の会社員です。
音楽一家で育ったのかと思いきや、実は音楽とは全く関係のないお仕事をされているんですよね。
HugKumのインタビューで山下順一朗さんが語ったところによると、「父は会社員、母も僕らの弟が生まれるまでは会社員でした」とのことです。
つまり、ご両親ともに音楽の専門的なバックグラウンドはなく、ごく一般的な共働き家庭だったわけですね。
PRESIDENT Onlineの記事でも、「当時の私たちは共働きの会社員で、お金に余裕があるわけではありませんでした」と母親が語っています。
それにもかかわらず、息子たちのピアノの才能に気づき、全力でサポートし続けた姿勢は本当にすごいですよね。
経済力についての推測
父親の具体的な年収や勤務先は公表されていませんが、グランドピアノを2台購入し、さらに2人の息子を国公立大学の医学部に同時に進学させていることから、相当な経済力があることがうかがえます。
中古とはいえフルコンサートグランドピアノ2台の購入費用は数百万円規模になりますし、中高一貫の私立校である本郷中学校・高等学校の学費も決して安くはありません。
「お金に余裕があるわけではなかった」という母親のコメントがある一方で、子供の教育に惜しみなく投資できる家庭環境だったことは間違いなさそうです。
電子ピアノの衝動買いがすべての始まり
兄ーズがピアノを始めるきっかけとなったのは、なんと父親の衝動買いだったんです。
ある日、お父さんが秋葉原の楽器屋さんに立ち寄った際、88鍵の電子ピアノに目が留まり、そのまま抱えて持ち帰ってきたのだそうです。
HugKumのインタビューでお父様は「もともと音楽は好きですし、なんとなく買いました」と振り返っています。
「なんとなく」で電子ピアノを買ってくるって、ちょっと驚きですよね。
でも、この何気ない行動が、のちに世界を舞台に活躍する双子のピアニストを生み出す第一歩になったわけです。
リビングに電子ピアノを置いたところ、「せっかくだから」と夫婦で相談し、双子にピアノを習わせることにしたのだとか。
最初は同じマンション内にあったピアノ教室に通い、2歳からリトミック(絶対音感を養うトレーニング)を始め、4歳から本格的にピアノを弾くレッスンをスタートしました。
やがて電子ピアノは2台に増え、最終的にはグランドピアノ2台という環境にまで発展していきます。
まさに、お父さんの一つの衝動買いが、家族全体の運命を変えたと言っても過言ではありませんね。
母親も元会社員で子育てに専念
兄ーズの母親もまた、もともとは会社員として働いていました。
しかし、三男(兄ーズの弟)が生まれたことを機に退職し、子育てに専念するようになったそうです。
母親は自身の性格について、「宿題をちゃんとやる子どもで、忘れものをするのも嫌なタイプでした」と語っており、その生来の気質が息子たちのピアノレッスンにも反映されたといいます。
PRESIDENT Onlineの記事では、ピアノを習い始めてからは「先生から出された宿題をやって、次のレッスンに行かなくては」という使命感が湧いたと述べています。
特に注目すべきは、コンクールへの挑戦を提案したのが母親だったという点です。
「この子たちは今どのぐらいのレベルなのだろう?」という疑問から、年長の時に初めてコンクールに挑戦させることを決めたのだとか。
結果的に、この母親の判断が兄ーズの飛躍のきっかけとなりました。
年長時にはふたりとも「本選」入選を果たし、その後は家族全員で真剣にピアノに取り組む日々が始まったんですね。
グランドピアノ2台を購入した夫婦の覚悟
兄ーズの家にグランドピアノ2台がやってきたのは、息子たちが小学1年生の時のことです。
コンクールに挑戦するようになると、「コンクールで使うピアノで練習するほうがいいのだろうか」「ピアノが1台だけだと、双子ではバランスよく同じ時間と内容で練習できない」という葛藤が生まれたそうです。
CHANTO WEBのインタビューでは、「両親が清水の舞台から飛び降りる覚悟で、グランドピアノを2台、購入してくれました」と順一朗さんが語っています。
少しでも安いものを探すため、毎週末のように家族で中古のピアノ屋さんを何軒も巡ったのだとか。
PRESIDENT Onlineでは母親が「夫婦で毎晩資金繰りの話し合いもしました」と明かしており、決して楽な買い物ではなかったことがわかります。
最終的に「このままピアノを続けたら、将来もっと良いピアノに買い換えることになる。買い換えないつもりで、今、トップレベルのピアノを買ってしまおう」という結論に至ったそうです。
この決断がまた、すごいですよね。
共働きの会社員家庭でフルコンサートグランドピアノを2台購入するというのは、子供の可能性を信じる並々ならぬ覚悟があったからこそでしょう。
父はピアノの下で寝る日々
グランドピアノ2台が家に来た結果、部屋はピアノに占領されてしまいました。
CHANTO WEBのインタビューによると、「家では2台のピアノが部屋を占領してしまい、父はからだ半分をピアノの下に入れて寝ていました」とのことです。
自分の寝る場所をピアノに譲ってまで子供たちの練習環境を整えたお父さん。
言葉にはしなくても、行動で子供たちへの愛情を示していたんですね。
CHANTO WEBのインタビューでは順一朗さんが「ピアノ2台を買ってくれた親に感謝」と語っており、ふたりは両親の献身をしっかり受け止めているようです。
6人家族の構成と難病の弟の存在
兄ーズの山下家は、父、母、双子の順一朗さんと宗一郎さん、弟、妹の6人家族です。
| 家族 | 詳細 |
|---|---|
| 父親 | 会社員 |
| 母親 | 元会社員(弟誕生後、育児に専念) |
| 長男 | 山下順一朗(兄ーズ) |
| 次男 | 山下宗一郎(兄ーズ) |
| 三男 | 弟(2025年時点で10歳、難病・医療的ケア児) |
| 長女 | 妹(2025年時点で5歳) |
ユニット名「兄ーズ」の由来は、4人きょうだいの長男と次男、つまり2人の「兄」であることからきています。
ちなみに、ふたりの名前「順一朗」と「宗一郎」にはどちらも「一」が入っていますが、これは「ふたりとも一番を目指してほしい」という両親の願いが込められているそうです。
「朗」と「郎」の違いは字画を考慮してつけられたのだとか。
特に注目すべきは、三男である弟さんの存在です。
弟さんは100万人に1人と言われる難病を抱えて生まれ、人工呼吸器が手放せない重症心身障がい児(医療的ケア児)です。
生まれてすぐ呼吸がうまくできず新生児集中治療室に入院し、双子が約1年間会えなかった時期もあったそうです。
1歳になる直前に退院して在宅介護が始まりましたが、この弟さんの存在が、のちに兄ーズが医師を目指すきっかけとなりました。
両親の教育方針と子供への向き合い方
兄ーズの両親は「やり続けることが大事」という言葉で子供たちを励まし続けてきました。
母親は「息子たちがピアノを習うまで、私たち夫婦はただただ命が存続すれば良いという思いで日々の子育てに奮闘していました」と語っており、最初から教育に明確なビジョンがあったわけではなかったようです。
しかし、ピアノを習い始めてからは家族全員で本気で取り組む姿勢に変わっていきました。
その教育方針の根底にあるのは「一流に触れることの大切さ」です。
PRESIDENT Onlineの記事タイトルにもなっている通り、「一流を育てられるのは一流しかいない」という考えのもと、最高の練習環境を整え、レベルの高い指導者のもとで学ばせることを大切にしていたんですね。
コンクール挑戦のきっかけと父の変心
興味深いのは、コンクール挑戦に対する父親の態度の変化です。
母親がコンクール挑戦を告げた当初、父親は「仕事か? そこまでさせなくていいんじゃないの? 音楽は楽しむものなんだから」とドン引きしていたそうです。
ところが、コンクール後に出る個別評価を見て「これはいいね!」と変心。
それ以降は夫婦一致で「コンクールを目指してピアノレッスンを受ける」という方針が固まったといいます。
子供の成長を客観的なデータで確認できたことが、父親の意識を変えるきっかけになったんですね。
兄ーズの父親の職業を調べる人向け関連情報
ここからは、兄ーズの父親の職業について調べている方が気になるであろう関連情報をまとめました。
医学部の進学先や出身高校、弟の難病のこと、さらにはコンクールの実績やデビュー情報までお伝えしていきますね。
医学部はどこの大学に進学したのか
兄ーズの山下順一朗さんと宗一郎さんは、2025年3月にそろって医学部に現役合格しました。
ただし、進学先の大学名は公表されていません。
わかっていることは、2人が別々の国公立大学の医学部に進学したということです。
出身高校が東京都文京区にある本郷中学校・高等学校で、同校の進学実績から東京大学、東京医科歯科大学、千葉大学、横浜市立大学などが候補として推測されていますが、あくまで推測の域を出ていません。
医学部受験に向けては、高校1年生の時から「3年間で5000時間の勉強が必要」という情報をもとに具体的な計画を立てて取り組んでいたそうです。
ピアノの練習と受験勉強の両立は想像を絶する大変さだったと思いますが、見事にやり遂げたのはさすがですよね。
出身高校は本郷中学校・高等学校
兄ーズのふたりが通っていたのは、東京都文京区にある本郷中学校・高等学校です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 本郷中学校・高等学校 |
| 所在地 | 東京都文京区 |
| 種別 | 中高一貫私立男子校 |
| 偏差値 | 70前後 |
| 特徴 | 東大合格者も輩出する進学校、医学部への進学実績も多数 |
中学受験を経て入学しており、ピアノのコンクール活動と並行しながら中学受験も乗り越えたことになります。
偏差値70前後の難関校で、東大をはじめとする難関国公立大学への進学実績が豊富なことで知られています。
医学部への合格者も多く、東京医科大学や順天堂大学、杏林大学などの合格実績があるとのことです。
弟の難病が医師を目指すきっかけに
兄ーズが医師を目指すようになったのは、弟さんの存在が大きなきっかけでした。
弟さんは双子が小学3年生の時に生まれましたが、生まれてすぐ呼吸がうまくできず、新生児集中治療室に入院することになりました。
生後2カ月でより専門性の高い病院に転院し、さまざまな薬を試して原因を探りましたが、寝たきりの状態は変わらなかったそうです。
医療機器について学び、退院して在宅介護ができるようになったのは1歳になる直前のことでした。
HugKumのインタビューで順一朗さんは「ショックではなかったです。ずっと家に帰ってこられなかった弟が、1歳になって帰ってきたときは、うれしい! それしか思っていなかった」と語っています。
この弟さんの病気は100万人に1人と言われる難病で、具体的な病名は公表されていませんが、常に人工呼吸器が必要な状態です。
弟さんと過ごす日常の中で、自然と医療への関心が芽生え、「弟を治したい」という強い思いが医師を目指す原動力になったんですね。
コンクールの受賞歴と主な実績
兄ーズは幼少期から数多くのピアノコンクールで輝かしい成績を残しています。
| コンクール | 実績 |
|---|---|
| 大阪国際音楽コンクール | 連弾部門優勝(高校1年時) |
| ピティナ・ピアノコンペティション | 10部門で全国決勝大会出場、銀賞・銅賞など多数受賞 |
| ピティナ・連弾部門 | 8年連続全国大会出場 |
| ショパンコンクール・インアジア | アジア大会ファイナリスト |
| カーネギーホール(ニューヨーク) | 2024年5月に招聘演奏、スタンディングオベーション |
特に、ピティナ・ピアノコンペティションで連弾8年連続全国大会出場という記録は圧巻です。
また、2024年にはアメリカ・ニューヨークのカーネギーホールに招かれて演奏し、会場からスタンディングオベーションを受けるほどの大反響を呼びました。
高校2年生だった2024年3月にはプロデビューも果たしています。
ソロ演奏だけでなく、双子ならではの息の合った連弾パフォーマンスが大きな魅力となっているんですよ。
エイベックスデビューと書籍出版
兄ーズは2025年7月30日、エイベックスからミニアルバム「Little Piano Land」の配信とミュージックカードの発売でメジャーデビューを果たしました。
クラシック音楽だけでなく、J-POPやアニメソングも華麗に奏でるスタイルが話題を呼び、YouTube・Instagram・Xの総フォロワー数は12万人を超える人気ぶりです。
また、2025年7月1日にはKADOKAWAから書籍「夢を奏でる ピアニストと医師の二刀流を目指す双子の物語」(税込1,760円)が出版されています。
この書籍には、ピアノと医学部受験の両立の苦労や、家族の支え、弟への思いなどが綴られており、出版記念トークコンサートも2025年7月20日(兄ーズの誕生日)に東京・永田町の星陵会館で開催されました。
実家や出身地の情報
兄ーズの具体的な出身地や実家の住所は公表されていません。
ただし、出身高校が東京都文京区にある本郷中学校・高等学校であることから、東京都内またはその近郊に実家がある可能性が高いと考えられます。
また、ピアノを始めたきっかけが「同じマンション内にピアノ教室があった」ことだったため、マンション住まいだったことがわかります。
その後、グランドピアノ2台を置けるほどの住居に住んでいることを考えると、どこかのタイミングで引っ越しをした可能性もありそうですよね。
ボランティア演奏活動の取り組み
兄ーズは小学4年生の頃から、病院や児童発達支援センター、療育センター、保育園などでボランティアでの演奏活動を続けています。
これは難病を抱える弟さんの存在がきっかけで、医療ケアが必要だったり重い障がいがあったりして、なかなか外出できないお子さんやその親御さんに、少しでも癒しを届けたいという思いから始めたものです。
2023年度にはソニー音楽財団子ども音楽基金の採択団体に選ばれ、約1,700人に生のピアノ演奏を届けることができたそうです。
プロのピアニストとしての活動だけでなく、社会貢献にも積極的に取り組んでいる姿勢は、本当に素晴らしいですよね。
こうした活動が、ふたりが医師を目指す原動力にもつながっているのでしょう。
兄ーズの父親の職業のまとめ
- 兄ーズの父親の職業は一般企業の会社員で、音楽関係者ではない
- 母親も弟が生まれるまでは会社員として勤務していた
- ピアノを始めたきっかけは父が秋葉原で電子ピアノを衝動買いしたこと
- 2歳からリトミック、4歳からクラシックピアノを本格的に開始
- 小学1年生の時にグランドピアノ2台を中古で購入
- 家では2台のピアノが部屋を占領し、父はピアノの下で寝ていた
- 家族構成は父、母、双子、弟、妹の6人家族
- 弟は100万人に1人の難病で重症心身障がい児(医療的ケア児)
- 弟の難病が兄ーズが医師を目指すきっかけとなった
- 2025年3月にふたりそろって国公立大学の医学部に現役合格
- 出身高校は本郷中学校・高等学校(偏差値70前後の進学校)
- 大阪国際音楽コンクール連弾部門優勝など受賞歴多数
- 2024年にカーネギーホールで演奏しスタンディングオベーション
- エイベックスから2025年7月にメジャーデビュー
- 小4からボランティア演奏を続け約1,700人に演奏を届けた実績がある


