読売ジャイアンツの大砲・リチャード選手。英語名を持ち、見るからに外国人のような風貌ながら、国籍は日本というのをご存知でしたか?
父がアメリカ人の元海兵隊員というルーツを持ちながら、沖縄で生まれ育ち、日本の高校でプロへの夢を掴んだリチャード選手の歩みは、知れば知るほど面白いんです。
2025年には巨人移籍後にキャリアハイとなる11本塁打を放ち、プライベートでは元HKT48の外薗葉月さんとの結婚も発表。そんなリチャード選手のルーツと素顔を、この記事でたっぷりお届けします。
・巨人リチャードの国籍が日本で外国人枠にならない理由
・父がアメリカ人・母が日本人のハーフとして生まれた背景
・MLBドラフト指名を受けた兄ジョセフや2025年の活躍・結婚情報
巨人リチャードの国籍はどこ?ハーフの真相と父・母の出自
読売ジャイアンツで活躍する大砲・リチャード選手。その外見や名前から「国籍ってどこなの?」と気になっている方も多いんじゃないでしょうか。
ここでは国籍の真相から、ご両親のルーツまで詳しく見ていきます。
国籍は日本!外国人枠にならない理由とは
リチャード選手の国籍は日本です。
英語名「Richard Makoto Sunagawa-O’Brien」という名前を見ると、いかにも外国籍のように思えますよね。でも、プロ野球の外国人枠には入らず、れっきとした日本人選手として登録されています。
なぜ外国人枠にならないのか、疑問に思った方も多いと思います。
NPBのルールでは、国籍の如何にかかわらず、日本の学校教育機関を卒業していれば外国人枠の対象外となり、日本人選手として扱われます。リチャード選手の場合、沖縄尚学高等学校を卒業しており、さらに国籍も日本ということで、外国人枠にはまったく該当しません。
NPBの外国人枠ルール(日本国籍+日本高校卒業なら日本人扱い)
わかりやすく整理すると、リチャード選手が日本人扱いである根拠は大きく2つあります。
| 根拠 | 内容 |
|---|---|
| 国籍 | 日本国籍を保有 |
| 学歴 | 日本の高校(沖縄尚学高等学校)を卒業 |
この2点が揃っていることで、NPBのルール上では完全に「日本人選手」として扱われます。かつて巨人に在籍したオコエ瑠偉選手(父がガーナ人)も同様の理由で外国人枠にならなかったことで知られていますね。
リチャード選手は国籍・学歴ともに日本基準を満たしており、外国人枠には一切該当しないことが確認されています。
父はアメリカ人の元海兵隊員
リチャード選手の父親は、アメリカ人のジョン・オブライエンさんです。
ジョンさんは元アメリカ海兵隊員で、軍事施設に関わる仕事をしていた方です。沖縄には在日米軍の基地が多数あることで知られていますが、そういった環境の中で沖縄に縁のある方でもあります。
父親がどんな人柄なのかは公式には詳しく語られていませんが、息子であるリチャード選手が2021年9月に一軍デビューを果たした際、両親が観戦に訪れており、スタンドで息子の活躍を見守ったという話が伝わっています。その試合でリチャード選手が初安打を放ったときの喜びは、ご両親にとっても格別なものだったはずです。
……想像するだけで、なんかいいですよね。ご両親の顔が目に浮かぶようです。
Full-Countの取材によれば、王貞治球団会長(当時)がリチャード選手の長打力に惚れ込み、宮崎キャンプで50分間の特打を付きっきりでチェックしたという逸話も残っています。「余分な力が入っているぞ!」とゲキを飛ばされる光景は、プロの厳しさを物語っています。こうしたフィジカルの素質も、父親譲りの体格があってこそかもしれません。
母は日本人で沖縄生まれのハーフ
リチャード選手の母親は、沖縄出身の日本人・あけみさんです。
ジョンさんとあけみさんの間に生まれたリチャード選手は、父親の血を受け継いで189cm・120kgという規格外の体格を持ちながら、沖縄生まれの日本人ハーフとして育ちました。
母方の祖父母も沖縄にゆかりがあり、リチャード選手は沖縄県中頭郡北中城村という地で生まれ育っています。北中城村は「日本一人口密度の高い村」ともいわれる小さな村で、東京の千代田区ほどの面積に約2万人が暮らしています。そんなコンパクトな地域で幼少期を過ごしたリチャード選手が、やがてプロ野球界を代表するスラッガーになるとは、村の人々も驚いたことでしょうね。
リチャード選手は英語やスペイン語も独学で学んでいるとのことで、父親から受け継いだ語学センスも感じさせます。ソフトバンク時代にはチームメイトのジュリスベル・グラシアル選手やウラディミール・バレンティン選手と英語ベースでコミュニケーションを取りながら、スペイン語も積極的に習得しようとしていたそうです。
兄のジョセフもMLB指名を受けたスポーツ一家
リチャード選手には2歳年上の兄・砂川ジョセフ隆・オブライエンさんがいます。
ジョセフさんも野球選手で、沖縄県立北中城高等学校卒業後にアメリカへ渡り、サウスネバダ大学でプレー。その実力が認められ、2018年のMLBドラフトでシアトル・マリナーズから6巡目(全体178位)指名を受けました。
指名後は「ジョーイ・オブライエン(Joey O’Brien)」として登録し、マリナーズ傘下のマイナーリーグでプレーしていました。最速156kmを誇る右腕投手で、186cm・105kgという体格はリチャード選手に負けず劣らずのスケール感です。
兄弟ともにプロ野球・プロ野球に相当する舞台にたどり着いたわけですから、オブライエン家のDNAはまさに野球向きと言えそうですよね。こんな兄弟の話を聞くと、読んでいてこちらまで熱くなりました。
ちなみにリチャード選手は幼稚園の頃から兄・ジョセフさんの影響で野球を始めたとされており、兄は単なる兄弟を超えたロールモデルだったのかもしれません。
世間のルーツへの反応
リチャード選手の「父がアメリカ人の元海兵隊員」という経歴は、SNSや野球ファンの間でも大きな話題になっています。
「名前からてっきり外国人かと思っていた」「国籍が日本だったことを初めて知った」という声が多く、名前の印象だけで外国籍だと思い込んでいたファンが多いようです。また「兄弟ともにプロ選手というのがすごい」「沖縄から世界に羽ばたくDNA」といったポジティブな反応も多く見られます。
一方で「なぜ外国人枠にならないのか」という疑問もよく上がっており、NPBのルールについて初めて知ったという方も多かったようです。
2025年シーズンに巨人でキャリアハイとなる11本塁打・39打点をマークしたことで注目度がさらに上がり、「リチャードってどんな人?」と検索する人が増えているのも頷けます。
リチャード選手の沖縄生まれ・アメリカ人の父を持つというルーツは、多くのファンに興味深く受け止められており、その個性ある経歴がむしろ好感度アップにつながっているようです。
巨人リチャードの国籍を調べる人向けの関連情報
国籍やルーツ以外にも、リチャード選手について気になることがたくさんありますよね。ここでは経歴・成績・トレードの経緯・プライベートな話題まで幅広くお届けします。
プロフィールと学歴・経歴まとめ
まずはリチャード選手の基本プロフィールを整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本名 | 砂川リチャード(すながわリチャード) |
| 英語名 | Richard Makoto Sunagawa-O’Brien |
| 生年月日 | 1999年6月18日 |
| 出身地 | 沖縄県中頭郡北中城村 |
| 身長・体重 | 189cm・120kg |
| ポジション | 三塁手・一塁手(右投右打) |
| 登録名 | リチャード(2020年〜) |
| 愛称 | リッチー、リッチ |
| 所属 | 読売ジャイアンツ(2025年〜) |
プロ野球選手としては珍しい「ミドルネームのみ」の登録名を持つ選手で、本名の「砂川リチャード」から「リチャード」への変更は2020年2月のことです。「自分のキャラクターを活かしたい」という思いがあったのかもしれませんね。
沖縄尚学高校での実績(高校通算25本塁打)
学歴は沖縄尚学高等学校です。沖縄を代表する野球強豪校で、春夏通算17回の甲子園出場を誇ります。
リチャード選手は甲子園の土は踏めませんでしたが、高校通算25本塁打という数字を残しています。3年春の県大会では打率.444を記録し、チームの優勝に貢献しました。
高校入学以前には北中城中学校時代に軟式と硬式の両方の野球部に所属し、陸上競技の砲丸投げでも3位に入賞するなど、運動能力全般の高さを早くから見せていました。「野球が上手い選手は何をやっても上手い」というのはよく言われることですが、リチャード選手はまさにそのタイプですね。
2017年のドラフト会議でソフトバンクホークスから育成3位指名を受け、支度金300万円・年俸360万円でプロ入りしました。
二軍の帝王と呼ばれた成績と記録
リチャード選手の愛称のひとつが「二軍の帝王」です。これはソフトバンク時代の二軍(ウエスタンリーグ)での圧倒的な成績から生まれたあだ名で、ある意味では複雑なニュアンスも含んでいます。
ウエスタンリーグ5年連続本塁打王・29本塁打リーグ新記録
その成績を見ると、「帝王」の二つ名は伊達じゃないことがよくわかります。
| 年度 | 主なウエスタンリーグタイトル | 本塁打数 |
|---|---|---|
| 2020年 | 本塁打王・打点王・優秀選手賞・技能賞 | 12本 |
| 2021年 | 本塁打王 | 12本 |
| 2022年 | 本塁打王・打点王・優秀選手賞・新人賞・殊勲賞 | 29本(リーグ新記録) |
| 2023年 | 本塁打王・打点王 | 19本 |
| 2024年 | 本塁打王(5年連続)・打点王(3年連続) | 18本 |
特に2022年の29本塁打はウエスタンリーグ史上最多本塁打の新記録で、城島健司さんが持っていた25本の記録を塗り替えたものです。これは本物の長打力の証明ですよね。
ただ、一軍では打率.115(2023年)など苦しい時期が続き、「なぜ二軍では打てるのに一軍では打てないのか」という課題が長年つきまとっていました。師匠の山川穂高選手からは「ボールを選びすぎ」と指摘されていたとも言われています。
二軍では無双状態を続けながら一軍で苦しんだ経緯が「二軍の帝王」という複雑な呼び名の背景にあります。
巨人へのトレードの経緯と2025年の活躍
ソフトバンクでの7年間を経て、リチャード選手が大きな転機を迎えたのが2025年5月12日のことです。
読売ジャイアンツと福岡ソフトバンクホークスの間で、リチャード選手と秋広優人選手・大江竜聖選手の2対1のトレードが成立しました。ソフトバンクのチーフベースボールオフィサーを務める城島健司さんが「ジャイアンツさんからリチャード選手をどうしても獲得したいという話があった」と話していたことからも、巨人側がかなり積極的に動いたトレードだったことがわかります。
トレード発表の際、リチャード選手本人は「心折れそうになったことも」「ソフトバンクへの心残りはある」とコメント。長年慣れ親しんだチームを去る寂しさは隠しきれなかったようです。でも、新天地での活躍が証明したように、このトレードはリチャード選手にとって最高の決断となりました。
巨人移籍後は即日一軍に登録され、5月13日の広島戦で移籍後初スタメン。その試合で移籍初号ソロホームランを放つなど最高の出だしを見せました。5月18日の東京ドームでの中日戦では逆転3ランも放ち、東京ドームの大砲として定着していきます。
シーズン後半もコンスタントに一軍で出場し、9月14日の横浜DeNA戦でプロ野球育成出身選手として史上4人目のシーズン二桁本塁打を達成。最終的に83試合で11本塁打・39打点というキャリアハイを記録しました。8月24日のDeNA戦では特大8号ホームランが看板を直撃してビッグボード賞(賞金100万円)も獲得するなど、話題にも事欠きませんでした。
11月26日の契約更改では、前年比1600万円増となる年俸2600万円でサインし、チームへの貢献を正当に評価された形となりました。
2025年に結婚!お相手は元HKT48の外薗葉月
野球面での飛躍に加え、プライベートでも大きな変化があった2025年。リチャード選手は元HKT48メンバーの外薗葉月(ほかぞの はづき)さんと結婚を発表しました。
2025年11月26日、リチャード選手が自身のInstagramで交際と結婚を発表。「うわー、かわいいな」と一目惚れしたのが始まりだったと語っており、純粋で微笑ましいエピソードですよね。同年12月21日に婚姻届を提出し、正式に夫婦となりました。
婚姻届の証人欄には、リチャード選手側は師匠でもある山川穂高選手が、外薗さん側は元AKB48の高橋みなみさんが名を連ねたというのも話題になりました。なんとも豪華な証人ですね……。
外薗葉月さんはHKT48のメンバーとして活動していた方で、明るく元気なキャラクターが知られています。野球選手とアイドルのカップルはファンからも祝福の声が多く寄せられました。
プロ野球の大砲と元アイドルというカップルがどのような出会いをしたのかは詳しく明かされていませんが、2026年シーズンも夫婦として新たな歩みを始めているリチャード選手の活躍に期待が高まります。
巨人リチャードの国籍のまとめ
- 国籍は日本で、日本国籍を保有している
- 英語名は「Richard Makoto Sunagawa-O’Brien」
- 父はアメリカ人の元海兵隊員・ジョン・オブライエンさん
- 母は沖縄出身の日本人・あけみさん
- 父母の縁が生まれた地は沖縄で、リチャード選手は沖縄県中頭郡北中城村出身
- NPBの外国人枠に入らない理由は「日本国籍の保有」と「日本の高校卒業」の2点
- 2歳上の兄・砂川ジョセフさんも野球選手で、MLBシアトル・マリナーズからドラフト6巡目指名を受けた
- 沖縄尚学高等学校では高校通算25本塁打を記録
- 2017年ソフトバンクホークスから育成ドラフト3位で指名
- ウエスタンリーグで2020〜2024年の5年連続本塁打王という圧倒的な二軍成績を誇る
- 2022年には二軍でシーズン29本塁打という当時のリーグ新記録を樹立
- 2025年5月12日、読売ジャイアンツへ秋広優人・大江竜聖との2対1トレードで移籍
- 巨人移籍後は83試合・11本塁打・39打点とキャリアハイを更新
- 2025年11月に元HKT48の外薗葉月さんと結婚を発表・12月21日に入籍
- 愛称は「リッチー」または「リッチ」、「愛されキャラ」として知られる

