GENDAの共同創業者で、VERY専属モデルとしても知られる申真衣さん。
東大からゴールドマン・サックスへ進み、当時最年少でマネージングディレクターにまで上りつめた経歴を持つ方です。
その申真衣さんの国籍について調べていると、はっきり書いてあるサイトとそうでないサイトがあって、どれを信じていいのか迷いませんでしたか。
実はこのテーマ、本人がはっきり語っている部分と、まったく語っていない部分がきれいに分かれているんです。
・申真衣が国籍やルーツについて自分の言葉で語った内容と、その出典
・韓国籍か日本国籍かについて、公表されている情報があるかどうか
・「申」という姓や、夫・子供の国籍からわかること/わからないこと
申真衣の国籍について公表されている事実
申真衣さんの国籍については、いろいろな書かれ方をしていますよね。
ここでは本人が自分の言葉で語っている内容と、どこにも確認できない内容をきっちり分けて整理していきます。
本人が公表しているのは在日韓国人3世というルーツ
まず結論からお伝えしますね。
申真衣さんが公の場で語っているのは、両親が在日韓国人で、自身は3世にあたるという出自についてです。
これは推測でも噂でもなく、本人が大手経済メディアの取材にはっきり答えている内容になります。
一方で、申真衣さんが現在どの国の国籍を持っているのか、つまり韓国籍なのか日本国籍なのかについては、本人も所属先も公表していません。
ルーツについては本人が語っているけれど、現在の国籍そのものは公表されていないという構図です。
ここ、混同されやすいところなので、この記事では最後まで丁寧に分けて書いていきますね。
まず押さえておきたい基本プロフィール
国籍の話に入る前に、申真衣さんがどんな方なのかを簡単に押さえておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 申真衣(しん まい) |
| 生年月日 | 1984年7月28日 |
| 出身地 | 大阪府 |
| 学歴 | 四天王寺中学校・高等学校 → 東京大学経済学部 |
| 主な経歴 | ゴールドマン・サックス証券 → GENDA共同創業・代表取締役社長 |
| そのほか | 雑誌『VERY』専属モデル、2児の母 |
大阪で生まれ育ち、日本の中高一貫校から東京大学へ進んでいる方です。
「両親は在日韓国人」と語った日経の記事
ルーツについての情報がどこから出ているのか、出典をはっきりさせておきますね。
日本経済新聞系のキャリア情報メディア「NIKKEIリスキリング」が2022年に掲載した、四天王寺高校時代を振り返るインタビュー記事があります。
その中で申真衣さんは、「両親は在日韓国人で、私たち姉妹は3世になります」と語っています。
ここが大事なポイントです。
匿名のまとめサイトが「〜らしい」と書いているのではなく、本人が実名の取材で自分から話している一次情報なんですよね。
ネット上の記事の多くは、この発言を出発点にして書かれていると考えていいと思います。
逆に言うと、この発言から先に踏み込んだ記述が出てきたときは、どこを出典にしているのかを一度確かめたほうが安全です。
韓国籍か日本国籍かは公表されていない
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
「在日韓国人3世」という言葉は、祖父母の代から日本に暮らしている家系である、というルーツの説明であって、その人が今どの国籍を持っているかを直接示す言葉ではありません。
在日コリアンの3世にあたる世代には、韓国籍のまま特別永住者として日本で暮らしている方もいれば、日本国籍を取得している方もいます。
どちらなのかは、本人が語らない限り外部からはわからないというのが実情です。
申真衣さんについては、現在の国籍に触れた本人の発言も、公的な資料も確認できませんでした。
つまり、現時点で確認できるのは「在日韓国人3世というルーツ」までで、韓国籍か日本国籍かを示す情報は確認できません。
「帰化していない」と書く記事の根拠は確認できない
検索していると、「帰化せず韓国籍のまま」とはっきり書いている個人ブログがいくつか見つかります。
ただ、それらの記事をたどってみても、本人の発言や公的な記録といった裏づけは示されていませんでした。
国籍は、その人の名誉や生活に直接かかわる情報です。
根拠が示されていない断定は、この記事では採用しないことにしました。
もやもやする答えで申し訳ないのですが、わからないことを「わからない」と書くのがいちばん誠実かなと思っています。
生まれも育ちも大阪という経歴
国籍とは別に、申真衣さんがどこで育った方なのかもはっきりしています。
出身は大阪府で、中学・高校は大阪の女子校である四天王寺中学校・高等学校に通っています。
その後、東京大学経済学部に進学して金融工学を学びました。
つまり生まれてから大学まで、ずっと日本で暮らしているということになりますね。
後ほど詳しく触れますが、ご家族も日本で医療や音楽の仕事に就いています。
申という姓と本名についてわかっていること
「申真衣」という表記を見て、国籍が気になった方は多いのではないでしょうか。
「申」は韓国・朝鮮に由来する姓のひとつで、日本ではあまり見かけない字ですよね。
ただ、ここでも慎重になったほうがいい点があります。
申真衣さんは2014年12月に結婚していますが、お相手の氏名は公表されていないんです。
そのため、「申」が結婚前からの姓なのか、通称として使っている名前なのかについても、公表された情報は見つかりませんでした。
姓の由来から国籍を判断することはできない、というのが正確なところです。
夫や子供の国籍は公表されていない
ご家族についても触れておきますね。
申真衣さんの夫については、金融業界時代の先輩にあたる方だという情報までは出ていますが、氏名や勤務先は公表されていません。
お子さんは2016年に第1子の女の子、2020年11月に第2子の女の子が生まれています。
夫やお子さんの国籍について、申真衣さんが語った発言は確認できませんでした。
そもそもご家族は芸能活動をしている方々ではありません。
公表されていない一般の方の国籍について、この記事で推測することはしません。
国籍が注目された理由とネットの声
それにしても、なぜ申真衣さんの国籍がこれほど検索されているのでしょうか。
理由はおそらく2つあります。
ひとつは、日本ではあまり見かけない「申」という姓そのものへの関心です。
もうひとつは、東大からゴールドマン・サックスへ進み、当時最年少でマネージングディレクターに就任し、上場企業の社長でありながらファッション誌のモデルもしている、という経歴の際立ち方だと思います。
ここまで異色だと、どういう人なんだろうと背景まで知りたくなりますよね。
ネット上では、ルーツを知って驚いたという反応もあれば、経歴そのものへの称賛の声も多く見られます。
ただ、確かな出典を示している記事は多くないというのが調べていて感じたところでした。
この記事では、本人が語った部分と語っていない部分を分けることを最優先にしています。
申真衣の国籍を調べる人向けの関連情報
ここからは、申真衣さんの国籍を調べている方が一緒に気にされることの多い、家族や学歴、経歴についてまとめていきます。
人物像がわかると、ルーツの話もぐっと立体的に見えてきますよ。
両親は勤務医とピアノ教師で3姉妹
申真衣さんは3姉妹の真ん中として育っています。
| 家族 | 内容 |
|---|---|
| 父 | 勤務医 |
| 母 | ピアノ教師 |
| 姉 | 3歳上・医師 |
| 妹 | 4歳下・医師 |
父も姉も妹も医療の道に進んでいるという、なかなかの環境ですよね。
そんな中で申真衣さんだけが理系ではなく文系を選んでいます。
その理由について本人は、医学部に行かずに東大を目指したのは敷かれたレールの上を歩くのは嫌だという反発心からだった、と語っています。
……なんか、いいですよね。
のちにゴールドマンを辞めて起業する行動力の原型が、すでに10代の進路選択に出ているように見えます。
四天王寺から東京大学へ進んだ学歴
学歴も見ておきましょう。
中学・高校は大阪の四天王寺中学校・高等学校で、女子校で6年間を過ごしています。
大学は東京大学経済学部に進み、金融工学を専攻しました。
この東大時代について、本人が印象的な言葉を残しています。
最初に感じたのは孤独だった、女子校で育ち何をするにも女子か男子かは関係ないという価値観が自分の中にあったので、これが現実なのかとがく然とした、という趣旨の発言です。
女子だけで成り立っているクラブがラクロス部しかなかったため、女子の友だちが欲しくてラクロス部に入った、とも語っています。
東大に入ってから孤独を感じていたというエピソードは、けっこう意外ではないでしょうか。
マクドナルドのアルバイトで得た視点
学生時代のアルバイト話も面白いんですよね。
マクドナルドで働いていたときのことを、毎朝開店と同時に来る常連客は顔ぶれも注文も決まっているので、カウンターにたどり着くまでに素早く準備して提供できるようにするといった現場の工夫の積み重ねが結果につながるのが面白かった、と振り返っています。
のちにアミューズメント施設を運営する会社を率いることを考えると、この視点は伏線みたいで面白いですよね。
ゴールドマンからGENDA創業までの経歴
キャリアは時系列で見るとわかりやすいです。
| 時期 | 出来事 |
|---|---|
| 2007年 | ゴールドマン・サックス証券に入社 |
| 2010年 | 金利・為替系デリバティブを担当 |
| 2016年4月 | 金融商品開発部の部長に就任 |
| 2018年1月 | マネージングディレクターに就任(当時最年少) |
| 2018年5月 | ゴールドマン・サックスを退職し、片岡尚と共同創業 |
| 2019年6月20日 | 代表取締役社長に就任 |
| 2020年 | 社名をGENDAに変更 |
| 2023年7月 | 東証グロース市場に上場 |
当時最年少でマネージングディレクターに就いた4か月後に退職しているというのは、なかなかできることではありません。
本人は起業を考えた理由について、人生100年時代と言われる今、できれば80歳ぐらいまで長く働き続けたいという思いがあった、と語っています。
GENDAはアミューズメント施設「GiGO」やカラオケ「カラオケBanBan」を運営し、映画配給会社のギャガもグループに持つエンターテインメント企業です。
金融の最前線からエンタメ業界へ、という転身がこの会社の出発点になっています。
結婚した夫と2人の子供
家庭についても整理しておきますね。
申真衣さんは2014年12月に結婚しています。
夫は金融業界時代の先輩にあたる方だとされていますが、氏名も勤務先も公表されていません。
ネット上では特定の名前が挙がっていることもありますが、確かな裏づけは見つかりませんでした。
お子さんは2016年に第1子、2020年11月に第2子が生まれ、いずれも女の子です。
本人は、夫とは半々で家事や育児を行っていると語っています。
上場企業の社長を務めながらこの体制を保っていたわけで、正直これはすごいと思いました。
VERY専属モデルとしての活動
申真衣さんが広く知られるようになったきっかけのひとつが、モデル業です。
ファッション誌『VERY』の2019年6月号に初めて登場し、2020年3月号からは社長業と並行してモデルとして活動するようになりました。
経営者がモデルを兼ねることについて本人は、信用度はプラスになっている、という趣旨の受け止め方をしています。
顔が見える経営者であることを、マイナスではなく資産として使っている考え方ですね。
GENDA社長退任後の現在
最後に、現在の状況です。
GENDAは2025年3月12日に経営体制の変更を発表し、申真衣さんは同年4月25日付で代表取締役社長を退任、取締役として経営を支える立場に移りました。
後任の社長には、共同創業者の片岡尚さんが就いています。
さらに2026年4月8日には、4月30日開催の定時株主総会の終結をもって取締役も退任することが発表されました。
これは監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行することに伴う決定だと説明されています。
なお2024年12月には、NOT A HOTEL株式会社の社外取締役にも就任しています。
創業した会社の役員からは離れましたが、経営の第一線から退いたわけではありません。
申真衣の国籍のまとめ
- 申真衣は1984年7月28日生まれ、大阪府出身の実業家でモデル
- 本人は日経系メディアの取材で両親が在日韓国人であり自身は3世だと語っている
- この発言が、ルーツについて確認できる一次情報にあたる
- 「在日韓国人3世」はルーツの説明であり、現在の国籍を直接示す言葉ではない
- 韓国籍か日本国籍かを示す本人の発言や公的資料は確認できない
- 「帰化していない」と断定する記事はあるが、その根拠は確認できない
- 生まれてから大学まで一貫して日本で暮らしている
- 中学・高校は大阪の四天王寺、大学は東京大学経済学部
- 「申」は韓国・朝鮮に由来する姓だが、旧姓かどうかは公表されていない
- 2014年12月に結婚しており、夫の氏名や勤務先は非公表
- 夫や2人の子供の国籍についても公表された情報はない
- 父は勤務医、母はピアノ教師で、姉と妹はいずれも医師
- 2007年にゴールドマン・サックス証券へ入社し2018年1月に当時最年少でマネージングディレクターに就任
- 2018年5月に退職して共同創業し、2019年6月にGENDAの前身企業の社長に就任、2023年7月に東証グロースへ上場
- 2025年4月に社長を退任し、2026年4月30日をもって取締役も退任している


